毛細血管のゴースト化は、実年齢だけでなく生活習慣も大きく影響しています。

同じように運動していても、激しい運動では活性酸素が出てしまい、毛細血管にとってはあまり良くありません。

また食事ではAGE(終末糖化産物)が毛細血管に大きな影響を与えます。

AGEは動物性脂肪の食品を焼いたり揚げたりしたものに多く含まれます。

取り込まれたAGEのおよそ7%は身体の中に蓄積され、毛細血管に悪影響を及ぼします。

毛細血管力を自分でチェックするには、舌を見てみましょう。

舌に歯型がつくのは、毛細血管で水分や老廃物がうまく回収できずに舌がむくむのが原因です。

番組での測定機はスキャナーではなく、実際モニターに毛細血管が映っていました。


では、毛細血管力アップ法には、京都の八つ橋を食べることです。

(1)ニッキ

毛細血管にはTie2という受容体がありますが、ニッキにはTie2を活性化させて細胞同士をくっつけ、毛細血管の構造を安定させる働きがあります。

ポイントはニッキに含まれる桂皮エキスです。最近の研究では桂皮が毛細血管の漏れを90%も抑えることが分かっています。

ニッキだけでなく、同じ桂皮から作られるシナモンにも毛細血管力を高める効果があります。

1日0.6gでTie2が活性化し、毛細血管が若返るという研究もあります。

他にもルイボスティーやグァバ、キンカンなどがTie2を活性化させます。

(2)かかと上げグーパー体操

全身の約7割の毛細血管は手足に集まっています。

かかと上げグーパー体操を朝晩20回行いましょう。

全身の血流が良くなり、毛細血管力がアップします。

毛細血管は老化しやすいため、良い生活習慣を継続していくことが大切です。

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