1日1万歩歩くと早死にする!?
そうだよナァ!

過去、最後に勤めた会社では、結構!歩き過ぎで、足を痛めたことがある。

その恐ろしいことが先日12日、サタデープラスで紹介していました。

教えてくれたのは東京都健康長寿医療センター研究所の青栁幸利医学博士です。

1日1万歩歩くのは、群馬県中乃条町で65歳以上の町民5000人をの生活調査を15年間実施した結果、先生が危険と指摘する歩き方です

足踏みするたびに足の裏の血管を通る赤血球を踏み潰してしまい、血液の成分「ヘモグロビン」を破壊してしまいます。

1万歩も歩くとそれだけ貧血のリスクが高くなるので、実際マラソンランナーの中には貧血で悩む選手も多いそうです。

血管は普段から様々な物質により傷つけられ、歳を重ねるうちに傷も治りにくくなります
修復が間に合わないのに、運動によって血流が上がると、血管は自らを守ろうと硬くなり、動脈硬化に発展する恐れもあるそうです


理想的な歩数

1日8000歩で、その中に早歩きが20分含まれているのが病気にならない理想的な歩き方です。

~1日の歩数と改善する病気~

2000歩:寝たきり
4000歩:うつ病
5000歩:脳卒中、心臓病、認知症、要介護
7000歩:動脈硬化、一部のがん、骨粗しょう症
8000歩:糖尿病、高血圧、脂質異常症


ウォーキングに適した時間!

ウォーキングをするのに一番適した時間は夕方だそうです。

夕方は1日のうちで1番体温が上がる時間とされていて、運動するのに適した時間です。

またその時間に運動をすると深い眠りが得られ睡眠の質も良くなります。


番組では色々な職業の女性の1日の歩数を測っていました

・専業主婦→5688歩
・フルタイムのオフィスワーカー
ウェブデザイナー→8949歩
※働く女性の平均歩数は5000歩
広いオフィスをなるべく歩くことを心掛けているそう
・デパートの販売員→18346歩

毎日11キロ歩いていることになります。


早歩き20分が難しいという人に!

メッツ:運動強度を表す単位

何もしていない安静時を1とする
早歩きは3~4メッツです
自転車に乗る、子どもと遊ぶ、子どもを背負って歩く、掃除機をかけるなど、日常生活の中で同程度の活動を合計20分すればよいそうです


運動強度3~4メッツの活動

・階段の昇降
・ボウリング
・風呂掃除
・ペットの散歩


メッツ上昇の秘訣

・つま先立ち
バランスを取るため体幹も鍛えられます
・洗濯物を叩く
・買い物ではカートを使わずかごを持つ

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