「ごはん」と「めし」との違いは?!
元々は、炊き立ての白米100%か どう?!

そもそも「めし」という言葉しかなかった。すべてのお米料理は「めし」と呼ばれていた。

炊き立ての白米だけを「ごはん(御飯)」と呼ぶようになった。

〇なぜ炊き立ての白米を「ごはん」と呼んだ?!

室町時代、白米はとても貴重だったため、白米に粟や麦や具材を混ぜてかさ増しして食べていた。

つまり、白米だけで食べることはなかった!そして、「召し上がる」から「めし」と呼んでいた。

当時、中国から白米を表す「飯」という言葉が入ってきた。身分の高い人たちは、白米100%の炊き立ての米を「御飯」と呼ぶようになった。

そして庶民は炊き立ての「御飯」に強い憧れを持ち、言葉としても広まっていった。

〇なぜ「栗御飯」や「松茸御飯」は混ぜているのに「御飯」?!

戦時中までは、「栗めし」「松茸めし」と呼んでいた。

戦後、白米が貴重ではなくなったことを受け、次第に「ごはん」と「めし」の明確な使い分けはなくなり、言いやすい言い方をするようになった。

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