「ぜんざい」と「おしるこ」にも地域によって違う!
2018年1月28日 TV
関西では、「ぜんざい」は粒あんの汁、「おしるこ」はこしあんの汁。
関東では、どちらも「おしるこ」と呼ぶ。
関東では、汁気のないあんこを添えたモノを「ぜんざい」と呼ぶことがある。
〇なぜ関西では、「粒あん(ぜんざい)」と「こしあん(おしるこ)」で呼び分ける?
その理由は、それぞれの成り立ち(※諸説あり)を知ればわかる。
先に生まれたのは「ぜんざい」。
室町時代の出雲の国、10月に「神在祭(かみありさい)」。
一般的には、10月のことを「神無月(かんなづき)」と呼ぶが、出雲の国には全国の神様が集まるため「神在月(かみありづき)」と呼んでいた。
「神在祭」で振舞われていた食べ物が、小豆を煮込んで「粒が残った汁」のなかに、神前に供えていた「餅」を入れた「神在餅(じんさいもち)」。
この「神在餅」が参拝者に評判に!
そこで参拝者が出雲の人に名前と尋ねたところ、出雲の方言のせいで、「ぜんざい餅」と聞こえてしまい関西には伝わったと言われている。
〇では「おしるこ」はどのようにして生まれた?!
江戸中期、江戸の町に砂糖が出回る。「小豆の粉をお湯で戻した汁」にお米でつくった「団子」を入れ、さらに「砂糖」を加えて食べた。
「(小豆の)粉の汁」なので、「汁粉(しるこ)」と名付けられた。
そして江戸後期、「しるこ屋」ができ、2種類の「しるこ」が売られるようになった。
まず小豆の皮を残した粒あんの「田舎汁粉(いなかじるこ)」。そして小豆の皮をこしたこしあんの「御前汁粉(ごぜんじるこ)」。
そして全国に広まった。
関西では、こしあんの「おしるこ」は、江戸から来た珍しい食べ物として広まった。
一方、粒あんの「おしるこ」は、既に「ぜんざい」があったため受け入れられなかった。
そのため、関西では、粒あんは「ぜんざい」、こしあんは「おしるこ」と区別して呼ぶようになった。
関東では、どちらも「おしるこ」と呼ぶ。
関東では、汁気のないあんこを添えたモノを「ぜんざい」と呼ぶことがある。
〇なぜ関西では、「粒あん(ぜんざい)」と「こしあん(おしるこ)」で呼び分ける?
その理由は、それぞれの成り立ち(※諸説あり)を知ればわかる。
先に生まれたのは「ぜんざい」。
室町時代の出雲の国、10月に「神在祭(かみありさい)」。
一般的には、10月のことを「神無月(かんなづき)」と呼ぶが、出雲の国には全国の神様が集まるため「神在月(かみありづき)」と呼んでいた。
「神在祭」で振舞われていた食べ物が、小豆を煮込んで「粒が残った汁」のなかに、神前に供えていた「餅」を入れた「神在餅(じんさいもち)」。
この「神在餅」が参拝者に評判に!
そこで参拝者が出雲の人に名前と尋ねたところ、出雲の方言のせいで、「ぜんざい餅」と聞こえてしまい関西には伝わったと言われている。
〇では「おしるこ」はどのようにして生まれた?!
江戸中期、江戸の町に砂糖が出回る。「小豆の粉をお湯で戻した汁」にお米でつくった「団子」を入れ、さらに「砂糖」を加えて食べた。
「(小豆の)粉の汁」なので、「汁粉(しるこ)」と名付けられた。
そして江戸後期、「しるこ屋」ができ、2種類の「しるこ」が売られるようになった。
まず小豆の皮を残した粒あんの「田舎汁粉(いなかじるこ)」。そして小豆の皮をこしたこしあんの「御前汁粉(ごぜんじるこ)」。
そして全国に広まった。
関西では、こしあんの「おしるこ」は、江戸から来た珍しい食べ物として広まった。
一方、粒あんの「おしるこ」は、既に「ぜんざい」があったため受け入れられなかった。
そのため、関西では、粒あんは「ぜんざい」、こしあんは「おしるこ」と区別して呼ぶようになった。
コメント