「ゆかり」発祥の地は海老の産地
「ゆかり」の元祖は、寛文6(1666)年、尾張藩主・徳川光友公が知多の横須賀(現在の愛知県東海市)に御殿を造営された際に献上された「えびはんぺい」だという。

「えびはんぺい」とは、エビのすり身を炙って焼いたもの。当時、漁師たちが浜辺で獲れたての海老で作っていたものだが、これが大変な美味で光友公の気に入るところとなり、以降、徳川家献上品となったんだとか。

というのも、車海老は愛知県の県魚。伊勢湾や三河湾ではたくさんの天然海老が獲れるという。

「ゆかり」発祥の地で現在では坂角総本舖本店がある東海市横須賀町でも、かつては店のすぐ前まで海が広がっており、たくさんの海老が水揚げされていたというそうです。

海老好きな私にとって驚きの情報でした。

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