「牛乳」と「豆乳」の紙パックとの違いは・・・
2019年5月9日 TV
◯牛乳は「注ぎやすさ」、豆乳は「日持ち」を重視しているか どうか
豆乳の消費量は、牛乳の約1/10のため。
◯なぜ「豆乳」と「牛乳」の紙パックの形は違う?
「豆乳」と「牛乳」は、同じ1ℓでも「紙パックの形」が違う。これは、「重視していること」が違うため、「紙パックの形」が違うとのこと。
◯「牛乳」の紙パックが重視していることとは?
「牛乳」の紙パックは、「注ぎやすさ」を重視している形。そして、そのための工夫が2つある。一つ目は、上の部分に「三角形の屋根」を付けた。これにより、コップに注ぐ時の「注ぎ口」をつくれるようにした。二つ目は、三角形の部分に「空気」を入れたこと。
◯「牛乳」の紙パックに「空気」が入っている理由とは?
スーパーで売っている「豆腐」で、容器の中に、「空気」が入っておらず、液体がパンパンに入っている状態で開封すると、水が飛び散ることがある。
同様に、もし「牛乳」の紙パックに「空気」が入っていないと、開けた時に外の空気が一気に入ってくるため、中の牛乳が飛び散ってしまう。そのため、あえて「空気」を入れている。
◯「豆乳」の紙パックが重視していることとは?
「豆乳」の紙パックは、未開封の状態で振っても、まったく音がしない。これは、容器ギリギリまで、液体が入った状態になっているため。つまり「空気」が入っていない。これは、「豆乳」の紙パックが開発された際、「注ぎやすさ」ではなく、「日持ち」を重視したから。これは「豆乳」の消費量は、「牛乳」の消費量の約1/10と少ないため。酸素によって「豆乳」が傷まないように、「空気」を入れていない。
◯「豆乳」の紙パックが「酸素」が入りにくくするための工夫とは?
まず「牛乳」の紙パックは、外側から「ポリエチレン」、「紙」、「ポリエチレン」の三層構造になっている。この素材だと、「ポリエチレン」、「紙」の表面に、小さな穴が開いているため、「酸素」を通す。
一方「豆乳」の紙パックは、外側から「ポリエチレン」、「紙」、「ポリエチレン」、「アルミニウム」の四層構造になっている。「アルミニウム」により、「酸素」を通さないことができる。
◯「豆乳」の紙パックは注ぎにくい?
「豆乳」の紙パックは、「空気」が入っていないため、注ぎにくい?実は2012年頃から、注ぎやすさを工夫して、「キャップ式の注ぎ口」を採用している。
しかし、「豆乳」は、注ぎにくい印象がある。実際、スタジオでも検証してみたところ、「注ぎ口」を「下」にして、コップに注ぐと、うまく注げず、こぼれてしまった。これは、「注ぎ口」を「下」にして注ぐと、「注ぎ口」を「豆乳」がふさぐため、紙パックに入ろうとする空気と「豆乳」がぶつかり、スムーズに出なくなって、飛び散る原因となってしまう。
逆に「注ぎ口」を「上」にすると、「空気の通り道」が出来るため、「豆乳」と「空気」がぶつからず、スムーズに注ぐことができる。
豆乳の消費量は、牛乳の約1/10のため。
◯なぜ「豆乳」と「牛乳」の紙パックの形は違う?
「豆乳」と「牛乳」は、同じ1ℓでも「紙パックの形」が違う。これは、「重視していること」が違うため、「紙パックの形」が違うとのこと。
◯「牛乳」の紙パックが重視していることとは?
「牛乳」の紙パックは、「注ぎやすさ」を重視している形。そして、そのための工夫が2つある。一つ目は、上の部分に「三角形の屋根」を付けた。これにより、コップに注ぐ時の「注ぎ口」をつくれるようにした。二つ目は、三角形の部分に「空気」を入れたこと。
◯「牛乳」の紙パックに「空気」が入っている理由とは?
スーパーで売っている「豆腐」で、容器の中に、「空気」が入っておらず、液体がパンパンに入っている状態で開封すると、水が飛び散ることがある。
同様に、もし「牛乳」の紙パックに「空気」が入っていないと、開けた時に外の空気が一気に入ってくるため、中の牛乳が飛び散ってしまう。そのため、あえて「空気」を入れている。
◯「豆乳」の紙パックが重視していることとは?
「豆乳」の紙パックは、未開封の状態で振っても、まったく音がしない。これは、容器ギリギリまで、液体が入った状態になっているため。つまり「空気」が入っていない。これは、「豆乳」の紙パックが開発された際、「注ぎやすさ」ではなく、「日持ち」を重視したから。これは「豆乳」の消費量は、「牛乳」の消費量の約1/10と少ないため。酸素によって「豆乳」が傷まないように、「空気」を入れていない。
◯「豆乳」の紙パックが「酸素」が入りにくくするための工夫とは?
まず「牛乳」の紙パックは、外側から「ポリエチレン」、「紙」、「ポリエチレン」の三層構造になっている。この素材だと、「ポリエチレン」、「紙」の表面に、小さな穴が開いているため、「酸素」を通す。
一方「豆乳」の紙パックは、外側から「ポリエチレン」、「紙」、「ポリエチレン」、「アルミニウム」の四層構造になっている。「アルミニウム」により、「酸素」を通さないことができる。
◯「豆乳」の紙パックは注ぎにくい?
「豆乳」の紙パックは、「空気」が入っていないため、注ぎにくい?実は2012年頃から、注ぎやすさを工夫して、「キャップ式の注ぎ口」を採用している。
しかし、「豆乳」は、注ぎにくい印象がある。実際、スタジオでも検証してみたところ、「注ぎ口」を「下」にして、コップに注ぐと、うまく注げず、こぼれてしまった。これは、「注ぎ口」を「下」にして注ぐと、「注ぎ口」を「豆乳」がふさぐため、紙パックに入ろうとする空気と「豆乳」がぶつかり、スムーズに出なくなって、飛び散る原因となってしまう。
逆に「注ぎ口」を「上」にすると、「空気の通り道」が出来るため、「豆乳」と「空気」がぶつからず、スムーズに注ぐことができる。
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