日本の国鳥に「キジ」が選ばれた理由
国鳥とは、国歌や国旗のように、国のシンボル、象徴にしている鳥のことだ。さて、日本の国鳥をご存じでしょう?!

 トキやタンチョウヅルなどを思い浮かべた人も多いと思うが、答えは「キジ」。

 日本固有種の美しい留鳥で、民話や童謡でもなじみがあり、オスは勇敢でメスは母性愛の象徴であることなどから、1947年に日本鳥学会がキジを国鳥に選んだという。

 国鳥はすべての国で定められているわけではなく、法律で定められたものから慣例的なものまで、選定機関も実はさまざまだそうだ。本書は、36カ国の国鳥を美しい写真で紹介しながら、それぞれの特徴やその国の自然と文化、そして人々との結びつきを解説したカラーガイドブック。

 

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