ユニークな車止め!
町中で増殖!車止めの上に乗った銀の鳥「ピコリーノ」開発のきっかけは、子どもが乗らない車止め!

続いては、公園などの入り口にある…

車の侵入を防ぐ車止め。その車止めの上に…

金属製の鳥が止まっているの、最近見かけません?お店の前や…学校の前!そして…

駅の前にも鳥付きの車止めが!

でも、これがなんて名前かなんて考えたことないですよね?

いつの間にか、こんなにあるということは、結構、儲かっているのでは…?

ということで、鳥付きの車止めを作っているという、広島県は広島市の「サンポール」という会社へ。

お出迎え頂いたのは、サンポールの代表取締役社長山根似久子さん。金属製の鳥の名前、教えていただけます!?

山根社長:これは「ピコリーノ」と申します。

鳥が乗った車止めの名前は、その名も「ピコリーノ」!お値段は6万3000円から。なんでも、イタリア語で「小さくてかわいらしいもの」って意味らしいのですが、一体どれぐらい売れてるんでしょう!?

山根社長:1万1000台と聞いております。

1981年に発売を始め、累計販売数は約1万1000台!1台6万円以上ということは、間違いなく、ウン億円の売上げ!

もちろんこの「ピコリーノ」には、かわいいだけではなく、ちゃんとした儲かりのヒミツが!

山根社長:アーチの上に子供が乗って遊ぶと危ないじゃないですか、乗らない様にするのにはどうしたらいいのかなっていうお話から小鳥をつけるっていう発想に至った様です。

そう、この鳥は、車止めの上に乗った子どもが落ちてケガをすることを防ぐためのもの!実は、「ピコリーノ」が発売された1981年、全国で子どもが車止めに乗り、ケガをする事故が多発していました。

それを知った当時の担当者が、景観は壊さずに、子どもが乗らない車止めを作ろう!と「ピコリーノ」を開発したのです。

実際に6歳の双子を育てるお父さんに聞いてみると…
お父さん:子供って危ないとか考える前に、すぐ登っちゃったりするからこういうのがあれば親として安心できるなと。

これなら安心と、全国のお子さんが集まる場所にどんどん設置されていったというわけです。


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