言葉の持つ音!

2016年11月8日 日常
日本の言葉は不思議です。

言葉を調べて行くと、意味と語が一致しているものが数多くあります。

たとえば、ま行は優しくほがらかで明るい印象を与える音です。

小さな子供は、母親を「ママ」と呼びます。

「ママ」の意味と語感が一致するのです。

語感が合っているからこそ、「ママ」という言葉が生まれ、意味が宿ったのかもしれません。

日本には素敵な音を持つ言葉がたくさんあります。

たとえば、か行の音

か行は、硬さや強さをイメージさせる音を持っています。

「カチカチ」「カチンコチン」「コンコン」「キンキン」「かなづち」「金属バット」「硬い」などがそうです。

硬さを表わす言葉には、カ行が含まれていることが多いです。

さ行は、スピード感や爽やかさをイメージさせる音を持っています。

「さっさ さっさ」「せっせ せっせ」「シュッ シュッ」「瞬発」「清々しい」「清潔」「スムーズ」「スピード」「すばやさ」「さわやか」などがそうです。

スピード感や爽やかさを表わす言葉には、さ行が含まれていることが多いです。

ら行は、高級感や品の良さをイメージさせる音を持っています。

「シャネル」「ルイ・ヴィトン」「エルメス」「ロレックス」「ブルガリ」「フェラーリ」「ランボルギーニ」「リッツ・カールトン」などがそうです。